日常生活や仕事のことなどを気の向くままに書いています。(毎週更新) 2011年(1月-)/2010年(1月-12月)/2009年(7月-12月)/2009年(1月-6月) 2008年(7月-12月)/2008年(1月-6月)/2007年(7月-12月)/2007年(1月-6月) 2006年(7月-12月)/2006年(1月-6月)/2005年(7月-12月)/2005年(1月-6月)/2004年
2006年の更新はこれが最後となります。 今年も1年間ありがとうございました。 どうぞ良い年末年始をお迎えください。
男性のみなさん、洋式トイレで小便をする時、立ってしますかそれとも座ってしますか。最近は「立ってすると、飛沫が飛び散り便器やその周辺を汚すのでトイレ掃除が大変だ」という理由から(主に奥さんからの強い要望で)、座って用を足す人が増えているのだとか。 立ち派、座り派それぞれに言い分はあるのでしょうが、そんな悩ましい問題を解決すべく、Nationalから新しい温水洗浄便座が発売になりました。 これは便座を上げると、自動的に目標となるポイントが点灯し、飛び散りの少ない狙いどころを示してくれるというもの。これまで男性用小便器などでは、狙いを定めるためのハエや的の形をしたシールがついているのを見たことがありますが、洋式便器というのは初めてです。どちらも的があれば狙いたくなるという男性心理のツボをついた商品です。 別の見方をすれば、立ち派の座ることへの抵抗が生んだ商品といえるかもしれません。男たるもの座って小便なんてできるかといったところなのでしょうか。 一度座ることに慣れてしまえば楽チン(失礼)なんですけどね。
現場の屋根の上からの眺め。 久し振りに晴れ渡った秋空。 夏の強い日差しとはうってかわっての、心地よさです。 澄み渡る青空に緑の山々、すぐ横を流れる川のせせらぎの音、 屋根の上は地上の喧騒から開放されたとっておきの場所です。 これも屋根工事が終わるまでの期間限定ですが・・・。
「樹木が生み出す特別な空間を考えずに、植樹や刈り込みを行えば、樹木の不可欠なにんげんにとっては死んだも同然の存在になる。」 クリストファー・アレグザンダー「パタン・ランゲージ」 写真は岐阜市本郷町のケヤキ並木。 この時期はきれいな緑のトンネルとなっているので、通り抜けるだけでも気持ちがいいです。 街路樹のケヤキは落ち葉や日照等の問題もあって、住民の苦情で伐採されたりすることもあるのですが、ここは地域住民や行政の協力もあって自然なままに大きく枝葉を広げています。 季節ごとに異なる表情を見せてくれるため、遠回りしてでも通りたくなる場所です。
住宅の現場では、寸法を言い表すのに今でも尺貫法が当たり前のように使われています。慣れない頃はメートルと尺寸との変換に苦労したものです。 以前、建具屋さんとの打合せで、メートル表記した建具図面を見せたところ、昔気質の親方から「メートルじゃ分からん」と言われ、その場で電卓を片手に、全て尺寸表記に直したことがありました。 メートル法は全世界共通の寸法体系として、われわれの生活の中に深く入り込んでいますが、人間の身体スケールを基準とした尺貫法は、住空間を考える際にはとても理にかなった寸法体系であるように思います。 しかしながら、こうした「ニッポンのサイズ」 も、不合理なものとして、いずれはメートル表記へと淘汰されていくのでしょうね。