日常生活や仕事のことなどを気の向くままに書いています。(毎週更新) 2011年(1月-)/2010年(1月-12月)/2009年(7月-12月)/2009年(1月-6月) 2008年(7月-12月)/2008年(1月-6月)/2007年(7月-12月)/2007年(1月-6月) 2006年(7月-12月)/2006年(1月-6月)/2005年(7月-12月)/2005年(1月-6月)/2004年
年内引渡し予定のリフォームの現場は、最後の追い込みでバタバタです。これが終われば晴れて仕事納めとなります。 写真は欄間に使用した無双窓。 戸を閉めた状態でも、たて板をスライドさせることで採光や通風を確保することができるというもの。 シンプルな仕掛けですが、とても実用的です。日本家屋の昔ながらの知恵には学ぶべきことが多いとあらためて思います。
年末恒例の事務所のクリスマスディスプレイ。 今年は玄関ホールに大きなクリスマスツリーを飾ることにしました。12月から来てもらっている新人スタッフにディスプレイをお任せしたのですが、初仕事ということもあってか、気合いを入れていろいろと飾りつけをしてくれました。 ツリーの中には、ささやかなプレゼントが隠してありますので、来社の際のお楽しみにどうぞ。
「鷺山の家」が無事引渡しを終えました。 最初に相談をいただいてから、かれこれ2年になります。 試行錯誤を繰り返しながらの作業は、苦しくもあり楽しくもありました。 こうして、自分の手を離れていくのは、子供を送り出す親のような気持ちでいつもさみしいものです。 住宅に完成はありません。 生活をしていくなかで、少しずつ自分たちの暮らしに合わせてカズタマイズしていってもらえればと思います。 10年後、20年後の姿が楽しみです。 大きな写真はこちらからどうぞ。 http://ameblo.jp/sumi-koumuten/entry-10391931089.html
水回りリフォームの依頼で、現場を確認させていただいたところ、シロアリの痕跡を発見。 柱や梁など構造体への影響はありませんでしたが、念のためシロアリ防除工事を行うことになりました。 専門業者にお願いして、床下の土台や大引、床束などの木材、及び土壌表面に薬剤を散布してもらいます。 腹這いになってすすむのがやっとの床下スペースですが、慣れたもので、するりともぐりこんで作業をテキパキとこなしていきます。いわく「頭が入れば、たいがいは通れます。」とのこと。 さすがです。 そういえば、シロアリ業者さんで太った人は見たことないですね。
朝から現場を廻り、台風の影響をチェック。 特に問題もなくとりあえずはひと安心。 そんな中、「ベーカリーCANNON」さんから連絡があり、雨樋が強風で外れてしまったので直してほしいとのこと。 現場で確認したところ、たて樋の固定金具が外れていただけで、簡単な補修で済みました。
このたて樋、銅板製なのですが、経年変化で何とも言えない緑青色に変色しています。これは空気中の炭酸ガスによって酸化した証し。 いつまでもきれいで、ピカピカの材料もいいのですが、こうした年を経るごとに表情を変え、風合いを増す材料も魅力的です。
階段ホールの天井です。ウェスタンレッドシダーの羽目板を乱尺張りして、アクセントとしています。 当初、天井を張る前に床に仮配置をして、羽目板のパターンを検討しようかと思ったのですが、乱雑なパターンが恣意的で、わざとらしくなってしまうような気がして、大工さんにはあえて何も指示せず、お任せで張ってもらうことにしました。 大工さんは困った顔をしていましたが、出来上がってみると、うまい具合に自然な乱雑さは出せたように思います。
外壁軽量モルタルの上塗りが始まりました。 モルタルが固まらないうちに、ガラス繊維ネット(写真の白いシート状のもの)を塗り込んでいきます。これは、モルタルが収縮してクラックが入らないようにするための対策です。 モルタルの外壁は、強度や耐久性といった面からは、サイディングや金属板の外装材にはかないませんが、仕上りの質感にはそれらに代えがたい良さがあって、好んで採用しています。 といって強度や耐久性を犠牲にすることはできないので、こうした下地づくりがとても重要になります。
「鷺山の家」現場ではハイペースで工事が進んでいます。 写真はバルコニーのFRP防水工事をしているところ。 ガラス繊維に樹脂を塗り固めて、強固な防水層を作っていきます。独特のにおいが鼻をつき、職人さんも大変です。 職人さんの靴、緑色のおしゃれな作業靴だと思いきや、緑色の養生テープを靴に巻き付けているのでした。 ゴムの靴底にガラス繊維や樹脂がくっつかないようにするための工夫です。
2009/8/4
県民ふれあい会館主催の「ふれあいサマーフェスティバル2009」にて、今年も子供粘土体験教室を開催することになりました。 毎年恒例の「ポケモン」シリーズを始め、スイーツ類なども用意しておりますので、みなさまの参加をお待ちしております。 お子さんの夏休みの宿題に粘土細工はいかがでしょうか。
日時:平成21年8月6日(木)・7日(金) 15:00〜21:00 会場:県民ふれあい会館 4F会議室401号室 岐阜市藪田南5-14-53 TEL.058-277-1111 http://www.gifu-fureai.jp/ 参加費:500円(粘土材料費) ※道具は特に必要ありません 講師:アトリエJUNKO/鷲見 順子
「鷺山の家」基礎配筋検査。 JIO(日本住宅保証検査機構)による基礎配筋検査を受けました。細かな指摘事項をいくつかいただきましたが、その場で対応して、検査は無事クリアすることができました。やれやれです。 些細な部分も見逃さない検査官の眼力はさすがですね。 あとは梅雨が明けてくれるのを待つばかりです。
倉庫の奥からこんな手書きの工事看板が出てきました。 どうやら20年ぐらい前に、塗装屋さんにお願いして描いてもらった看板だそうです。 この何とも言えない素朴なゆるい感じがいいですね。 このまま倉庫に眠らせておくのはもったいないので、少し手直しをして再び現場で活躍してもらおうかと思案中です。