住まいの図書室では、「自分らしい住まい」を考える上で、 ヒントになりそうな
おすすめの本を紹介していきます。 
 
VOL.2(012-)/VOL.1(001-011)

 

011

  イェンスの畑のある週末/イェンスの畑づくり
  著者:イェンス・イェンセン 出版社:エイ出版社
  デンマーク人である著者が、小田原の荒地を開墾して、デンマーク流週末農園「コロニヘーヴ」をつくるまでのドキュメントです。荒れ放題の斜面地を伐採するところから始まり、小屋をつくり、畑をつくり、家族や友人の力をかり、試行錯誤を繰り返してつくりあげていく過程は、何とも楽しげです。
週末、気の合う仲間や家族たちと、郊外の畑でゆっくりと過ごす。自分たちで育てた野菜を、調理して食べる。そんな誰もが憧れる、週末田舎暮らしの楽しみが、いろいろと紹介されています。
北欧流ライフスタイル本としても、参考になるのではないでしょうか。
 
     
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010

  あたらしい教科書10 住まい
  著者:荻原 修 出版社:プチグラパブリッシング
住まいづくりとは、「どんな場所で、誰と、どのように暮らしたいのか」を考えることから始まります。100人いれば、100通りの住まいがあるように、そこに明解な答えはありません。
この本には、住まい(暮らし)にまつわる様々なキーワードが、一ページごとに簡単な読み物としてまとめられています。いわゆる住まいづくりのハウツー本ではありませんが、気になるページに目を通せば、そこから「自分らしい住まい」を考えるヒントが見つかるかもしれません。
巻末の住まいにまつわる映画や書籍なども楽しめます。
 
 
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  009
  本当にあった家づくりのコワーイ話
  著者:桑原あきら 出版社:ニューハウス出版

建築プロデューサーである著者が、欠陥住宅の実例を物語形式で紹介しています。
「ぶつかる家」「ウジ虫がわいた欠陥豪邸」「プリンのように揺れる家」など、どれも信じられないようなコワイ話ばかりで、読めば読むほど、家づくりに対しての不安がつのり、憂鬱な気持ちになっていきます。
何十年と住み続ける大切な住まいをつくるわけですから、家づくりに失敗は許されません。そのためにも、こうした家づくりのマイナス面から学ぶことは多いように思います。欠陥住宅を防ぐための実践的アドバイスも併記されているので、家づくりを考えている人は、一読してみてはいかがでしょうか。

 
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  008
  犬と暮らす家。
  ワールド・ムック603 出版社:ワールドフォトプレス
  犬好きの建築家による「犬と暮らす家」の実例が、戸建て住宅からマンションまで、幅広く紹介されています。
愛犬と一緒に快適に暮らすためのアイデアが、写真とイラストを使って分かりやすく解説されているので、「愛犬と暮らす家づくりをしたい」、「リフォームしたい」と考えている人に、おすすめの一冊です。
その他にも、最新のドッググッズや犬のための防災対策など、犬関連の情報が充実しています。
 
 
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  007
  ツリーハウスをつくる
  著者:ピーター・ネルソン 出版社:二見書房
  ツリーハウス・ビルダーの第一人者である著者が、世界中のツリーハウスを訪ね歩いた探訪記。
ツリーハウスとは言葉通り、木の上に建てられた家のこと。それは少年時代に誰もがあこがれた、自分だけの空間(秘密基地)です。世界各地のツリーハウスの写真を見ているだけで、ワクワクと心躍らされます。
大きな樹木に寄り添うように建てられた家は、自然と一体化し、周囲の風景に溶け込んでいます。それぞれの場所(樹木の形)に応じて住まいをデザインし、必要最低限の材料でセルフビルドする。それこそが住まいの原始的なカタチなのかもしれません。
 
 
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  006
  名作文学に見る「家」 謎とロマン編/愛と家族編
  著者:小幡陽次郎/横島誠司 出版社:朝日新聞社
  小説を読んでいて、この物語に出てくる家はどんな家なんだろうと、想像したことはありませんか。
この本は、文学好きの建築家と建築好きの読書家が、古今東西の名作文学を取り上げ、物語の舞台となった家の間取りを、本文に記述された内容から推測し描くというもの。
家づくりに直接関係する本ではありませんが、間取りをあれこれ空想する愉しみを体験できる一冊です。今まで読み知っていた文学作品を、違った視点で楽しむことができます。
 
 
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  005
  マンガで学ぶ 家づくりの基本
  著者:馬場祐三 出版社:ニューハウス出版
建築家でイラストレーターでもある著者が、家づくりに関わる専門用語を、イラストで分かりやすく解説しています。
いざ家づくりを始めるとなると、本や雑誌を見たり、打合せをしたり、そのたびに難しい専門用語が出てきて、頭の中が混乱してしまうことはありませんか。
そんな時に手元にあると、役に立つ一冊です。
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  004
  大きな暮らしができる小さな家
著者:永田昌民/杉本薫 出版社:オーエス出版社
小さいながらも居心地のよい住まいをいくつも生み出している、永田昌民氏の「小さな家」づくりの設計作法が、実例と共に語られています。
そのキーワードをいくつか挙げてみると、
・自然との一体感(眺望・採光・通風)
・おおらかであいまいな空間(ワンルーム)
・居心地のよいプロポーション(サイズ感覚)など。
いずれも日本に古くから伝わる住まいの知恵を、現代の住まいに応用しているといっていいのかもしれません。小さな家でシンプルに暮らしたいと考える人には、とても参考になる一冊だと思います。
 
 
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  003
  人生の教科書 家づくり
  著者:藤原和博 出版社:ちくま文庫
  自身を「お宅通」と呼ぶ著者が、その経験をあますところなく書き記した家づくり奮闘記です。
いわゆる一般的な施主本と異なるのは、「家づくりは人生そのものの表現手段だ」と喝破するように、著書自身が家づくりを心から楽しんでいるところにあります。100冊を超える関連書を読破し、家づくりに望む姿からは、住まいに対する情熱と圧倒的なパワーを感じます。
これから家づくりを始めようと考えている人にとっては、その過程を追体験できるだけでなく、家づくりのエッセンスの詰まった実用書として読むこともできます。
 
 
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  002
  「あたり前の家」がなぜつくれないのか?
  企画:塩地博文/大菅力 出版社:エクスナレッジ

大量生産、大量消費を前提にした効率優先の家づくりが、いつのまにか家づくりの主流となってしまった現状に疑問を呈し、本来あるべき「あたり前の家」をつくる取り組みを、読みやすいコンセプトブックとして紹介しています。
ここでいう「あたり前の家」とは、身近な自然素材でつくられた、何代にもわたって住み継がれる、むかしながらの家のことを言います。
住まいは「建てる」ものではなく「買う」ものだという意識の変化が、こうした「あたり前の家」があたり前の家でなくなってしまったことの原因にあるのかもしれません。この本を読むと「いまの家」が、いかにあたり前の普通の家でないのかがよく分かります。

 
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  001
  家づくり究極ガイド 2006-2007
 

出版社:エクスナレッジ

タイトルの通り、これ一冊あれば、家づくりについて一通り学ぶことができるガイドブックです。(「究極」はすこしおおげさですが。)
資金計画、法律、構法、間取り、スケジュール、住まいのトレンドなど、ポイントを押さえて分かり易くまとめられているので、初めて家づくりをする人にとって、最適な入門書だといえます。
数多く出版されている家づくり本の中でも、おすすめの一冊です。

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